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レトロで可愛い神戸ノート [ 神戸ノート ]

神戸の小学生は、ジャポニカ学習帳を使っていないらしいです。

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小学生が使うノートの定番と言えば、ジャポニカ学習帳ですが、神戸の大半の小学生は、レトロで可愛い「神戸ノート」を使ってお勉強をしています。

小学校ころからこんなに素敵なノートを当たり前に使えるなんて羨ましい。

 

神戸ノート れんらくちょう A5サイズ

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関西ノート株式会社さんが製造している、神戸ノートは大半がB5サイズですが、こちらはA5サイズのれんらくちょう(連絡帳)です。

サイズは210×148mm、ノートの枚数は30枚でした。価格は140円(税抜)です。

神戸ノートの表紙は、神戸の風景写真が使われています。連絡帳の表表紙は神戸の中央区にある東遊園地で撮影されたものです。

 

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裏表紙は同じく中央区にある風見鶏の館です。とても素敵な西洋館で、ドイツ人の貿易商旧ゴットフリート・トーマスさんの個人住宅だったことから、トーマス邸とも呼ばれているそうです。
ちなみに国の重要文化財に指定されています。

連絡帳の中身は日付と曜日、連絡事項と印鑑を押す欄がある、シンプルな連絡帳です。

 

神戸ノートとは

神戸ノートとは、神戸の小学生にとってのジャポニカ学習帳で、ショウワノートさんが付け入るすきがあるないほど、ほとんどの小学生に使われている学習帳です。
神戸新聞|くらし|ネットで全国的に注目 レトロ感人気の神戸ノート

国語・算数といった主要5教科だけでなく、音楽・生活といった副教科のノートも製造されています。

メーカーは関西ノート株式会社さんです。創業1926年(大正15年)という歴史のある企業さんです。元々の歴史は明治の終わり頃、飯田商店という文具店からスタートしたそうです。

 

神戸ノートの誕生

神戸ノートが生まれたきっかけについては、関西ノートさんのWebサイトに掲載されています。

世代を超えて使われ続ける「神戸ノート」・・・

戦後間もない頃、これからの世代を担う子供たちに良質な文房具を低価格で提供しようと製作を始めた「神戸ノート」。神戸の街並みが印刷された50年以上変わらぬデザインで今も皆様にご愛顧頂き、おかげさまで世代を超えて使われ続けています。そんな、「神戸ノート」を中心とした紙製品全般を扱う関西ノート株式会社は創業90年を超え、次の100年目に向けてこれからも皆様に愛される製品を作り続けて行きたいと思っております。
http://www.kansai-note.com/より

 

レトロな表紙

神戸ノートの最大の特徴は、神戸の風景写真の表紙です。写真のままではなく単色で印刷された表紙がなんともレトロで素敵です。

表紙の写真の一部は、文房具店を営んでいた高見さんが、関西ノートの社長に依頼されて撮影したものだそうです。

この表紙に魅力を感じた人が全国にいるらしく、インターネット等で神戸ノートを買っているそうです。私もその一人。

 

ちなみにですが、図書館で利用者の質問に答えることをレファレンスサービスといいまして、800の図書館で行われたレファレンスサービスのデータベースが閲覧出来るようになっています。

そこに「神戸ノート」についての質問が掲載されていました。図書館の方は情報を検索するプロフェッショナルですので、情報の確実性が高いような気がします。

こういった個人ブログよりも情報の信憑性が高いと思います。身も蓋もないね。

 

神戸ノートのラインナップ

神戸ノートは低学年~高学年と学年別に分かれています。貼られている製本テープの色で学年が分かるようになっているようです。
1・2年生用が緑、3・4年生用がグレー、5・6年生用が茶色なのが基本のパターンのようです。その他にも赤や青のテープのノートもあります。

価格はB5サイズが180円(税抜)、A5サイズが140円(税抜)です。税込ですと194円、151円です。

関西ノートさんのWebサイトには、下記の21種類が掲載されていました。 

こくごちょう 1・2年
国語帳 3・4年
国語帳 5・6年
おけいこ帳
算数帳 1年用
算数帳 1・2年
算数帳 3・4年
算数帳 5・6年
理科のきろく 3・4年
理科の記録 5・6年
社会科 3・4年
社会科 5・6年
音楽 低学年
音楽 中学年
音楽 高学年
えにっき
れんらく帳
百字練習帳
生活帳
自由帳
二百字帳

http://www.kansai-note.com/kobe-note-b5/

この他にA5サイズのローマ字帳も販売されているようです。

ネットで検索してみたところ、A5サイズには連絡帳・百字練習帳・二百字帳があるようですが、全て確認出来ていないと思います。

  

神戸ノートの買えるところ

実店舗

神戸では文房具店やスーパーの文房具コーナーで当たり前に買えるらしいです。羨ましい。

東京の文房具店では、吉祥寺にあるサブロさんと、三鷹にある山田文具店さんで販売しているのを確認しています。
山田文具店さんの方がおいてある教科の数が多いようなぼんやりした記憶があります。

36 Sublo サブロ
〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町2丁目4−16 原ビル2階
最寄り駅:吉祥寺駅
店舗情報

山田文具店

〒181-0013 東京都三鷹市下連雀3-38-4 三鷹産業プラザ1階
最寄り駅:三鷹駅
店舗情報

インターネット 

Amazon楽天Yahoo!ショッピング等で購入可能です。

 

おわりのつぶやき

その地域独特の当たり前があると思います。

香川県の西讃地方だったらおいり、島根県の松江では法事パンなどなど、そういった風習を聞くと、いいなー素敵だなーと思います。

神戸ノートも素敵な文化ですよね。ジャポニカ学習帳も素晴らしい学習帳です。ただその地域の景色を表紙にしたノートなんて素敵じゃないですか。

 

生まれた場所で当たり前にあったものって羨ましいですよね。

関西地区のお子さんが子供の頃から吉本新喜劇を当たり前に見て育つのも、関東育ちの私からしたら羨ましいです。

あくまで関東にいる私から見た印象ですが、吉本新喜劇は「おにぎり」なんです。しかも良い素材を使ったおにぎりです。

なんでしょう、究極のスタンダードです。空手の型のような、笑いの基本パターンを無意識に、当たり前に体内に取り込んで育つって凄くないですか?

綺麗な自然の中で育って来た人と同じくらい価値があることだと私は思います。

神戸ノートから逸れまくったところでおしまいです。ごきげんよう。

 

商品情報

商品名:れんらくちょう
サイズ:A5
メーカー:関西ノート株式会社
価格(税抜):140円
JANコード:4906470001157
原産国:表記がないですがおそらく日本製です。